【元事務員が解説】医療事務の仕事内容【皮膚科】
こんにちは、misa(@misa_iryoujimu)です。
皮膚科でも勤務経験のある、元医療事務員です。
さて、今回は医療事務の仕事内容(皮膚科)の話になります。
ここを読まれている方は
皮膚科ってどんな仕事をするの?
と考えている方もいるはず。
もしかすると、応募を考えている求人が皮膚科の方もいらっしゃるかな?
■ 皮膚科での仕事内容がわかる
⇒仕事内容を知ることで、皮膚科求人に応募するときに参考になる。
⇒実際に皮膚科で働くときに、仕事内容を理解しやすい。
というわけで、ぜひこのページを読んで皮膚科の仕事内容について知っていって下さい♪
今回は私が実際に行っていた業務に沿って、解説していきますね。
皮膚科では医療事務業務・診察補助が主な仕事です。
皮膚科では
■ 医療事務の仕事
■ 看護助手の仕事
が主な仕事内容となります。
医療事務の仕事内容はあまり変わりませんが、少しだけ他の科より多い仕事があります。
それが、以下の3つの仕事です。
皮膚科に多い「3つの仕事」
- 「自費商品」の会計
⇒会計時に「化粧品」などの自費商品が含まれることがある - 診察補助
⇒処置の補助を行う場面が多い - 薬の説明
⇒ニキビの塗り薬など少し変わった使用方法がある薬の説明を行う
この3つは「皮膚科」に多い仕事になります。
では1つずつみていきましょう。
皮膚科では、美容皮膚科を併設して「化粧品」を販売していることが多いです。
化粧品は「自費」となります。
少し細かい話ですが、私たちが皮膚科で診察をする場合は「保険診療」となります。
この保険診療は「非課税」であり、10円単位未満は四捨五入するため、1円単位の端数が出ません。
例)450円、1010円など。
しかし、化粧品は自費商品なので「消費税」がかかります。
そのため、会計が1円単位になります。
例)1032円、5045円など。
最近はカード支払いが出来る医療機関も増えてきていますが、現金の場合は「お金のやり取り」を間違えないように注意が必要です。
会計がより細かくなりますが
慣れれば素早くできるので安心してください♪
次は「診療補助」についてです。
皮膚科は、医師にもよりますが「処置をすることが多い科」です。
例えば
■ 足裏のタコ(タコを削る処置)
⇒患者さんの足を持って動かないように固定する
■ イボ(液体冷凍窒素でイボを凍らせる処置)
⇒患部が動かないように固定する
■ 軟膏処置(背中など塗りにくいところに薬を塗る処置)
⇒塗りやすいように洋服をめくる
などがあり、他にもたくさんの診察補助を行います。
診察補助は看護師のみが行うところもありますが、最近はクラーク業務をしている事務員が行うことも多いです。
場合によっては、簡単な手術の補助も行います。
もちろん医療行為は行いません。
なので、医師・看護師が処置を行いやすいように手伝います。
最後に「薬の説明」です。
例に挙げたニキビの薬だけに限りませんが、使用方法が変わっている薬の説明をします。
例えば
■ ニキビの薬
⇒薬によっては、脱色作用・ヒリヒリ感などの注意点があります。
■ 制汗剤
⇒塗ったあとに洗い流すなどの使い方を説明します。
こういった説明は、調剤薬局で行われることがあるかもしれません。
私たちスタッフが説明する場合は、資料があるところが多いです。
資料に沿って説明すれば良いので難しくありません♪
まとめ
では、今回のまとめです。
【医療事務、診察補助がメインの仕事です】
⇒一般的な医療事務業務とあまり変わりはありませんが、少しだけ皮膚科に多い仕事3つがあります。
【皮膚科に多い3つの仕事】
1. 会計に化粧品などの自費商品が含まれることがある
⇒これにより会計時に、1円単位で端数が出ることがある
2.診察補助が多い
⇒皮膚科は、処置を行うことが多い科です。処置が行いやすいように補助をする場面も多いです。
3.薬の説明
⇒ニキビの塗り薬などの、使用方法が特殊である薬の説明を患者さんに行います。
いかがでしたか?
今回は、皮膚科での医療事務についての話でした。
皮膚科は美容皮膚科を併設しているところも多いので、女性は興味がある方が多い科でもあると思います。
しかし、働くとなると実際に行っている業務は気になりますよね。
皮膚科に多い仕事3つを挙げましたが、全て誰でも出来る業務です。
このページを読んで、皮膚科の仕事内容を知ってもらったことで、実際に仕事をするときは
この業務は知っているわ!
と思い出してもらって、気持ちに余裕をもってお仕事をしてもらえれば嬉しいですね♪
ちなみに美容皮膚科での医療事務の仕事内容についても書いてます。
興味のある方はこちらからどうぞ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません