【知りたい!】医療事務の仕事内容【レセプト】
こんにちは、misa(@misa_iryoujimu)です。
今回は、医療事務の仕事内容、特にレセプト業務について書いていきたいと思います。
このページを読んでくれている方は
レセプト業務は大変って聞くけど、具体的にどんなことをするの?
と思っている方、多いと思います。
なので、このページを読んでもらって、具体的な「レセプト業務の内容」をぜひ知って下さい。
今回も「外来でのレセプト業務」の内容となりますが、入院のレセプト業務もやることにそれほど差はありません。
やり方は様々だと思いますが、今回は私が実際に行っているレセプト作業に沿って、紹介していきます。
レセプトって何?という方には、後日別ページを用意するので、もうしばらくお待ちください。
レセプト業務の流れと内容
まずは、簡単にレセプト業務の流れと内容についてみていきます。
- 受診した患者さん全員分のレセプトを出力する。
- レセプトの内容に誤りなどがないかチェックする。
- 誤りなどがあれば、医師に確認して入力を行う。
- 全てのレセプトに問題がなければ、PCを使ってレセプトデータを送信する。
だいぶ簡単に書きましたが、この業務を月末~10日までに毎月行います。
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
レセプトの出力
まずは、その月に受診した患者さん全員のレセプトをチェックするため、レセプトを出力します。
レセプトを目で見てチェックできるようにするための作業になります。
紙に印刷したり、PCで確認するなど、やり方は様々です。
しかし、実際に紙に印刷するやり方は、枚数がとても多くなり、時間とお金もかかります。
電子カルテがあるので、PCでレセプトをチェックするところも多いと思います。
レセプトのチェック
今度は、出力されたレセプトを、誤りなどがないかチェックします。
主なチェック項目としては
- 処方された薬、行われた検査などに対して、適切な病名はついているか?
- 医師のコメントなどが必要な場合、そのコメントは記載されているか?
- 算定日の記載が必要な項目に、算定日が記載されているか?
などが挙げられます。
電子カルテの場合、カルテ作成時に基本情報(名前や生年月日など)はすでに入力されているため、その辺りの確認はしなくても大丈夫です。
この作業は、事務員がレセプト1枚1枚を確認しているので、一番時間のかかっている工程です。
職場によっては、電子カルテで病名チェックなどを行うこともあります。
しかし、完璧ではないため、最終的には「人の目」で確認しているところも多いと思います。
医師の確認
事務員が確認した後は、病名のもれ・コメントもれなどがあれば、医師に確認して入力します。
この作業を繰り返し行い、レセプトが問題ないように完成させます。
間違い探しに近い感覚ですね。誤りを見つけて、医師に正しい情報を確認して訂正する作業です。
オンライン送信
レセプトがすべて問題なければ、いよいよレセプトのデータを審査支払機関へ送信します。
この段階で、気付かなかったエラーなどが発生することもあります。
エラーが出た場合は、その患者さんのレセプトを修正して、再度データを送信します。
問題なければ、オンライン送信自体は10~15分程度で終わります。
レセプト業務に必要なこと
レセプトは難しいというイメージがあると思いますが、誰にでも出来る業務です。
ただ、スムーズにレセプトを確認するために
- 処方されている薬の適応病名(例:酸化マグネシウム⇒便秘症)
- 算定に条件がある検査(例:骨塩定量検査⇒4ヶ月に1回算定可能)
など、必要な知識は多いです。
レセプト業務を行いながら勉強しても、もちろん出来ますが、覚えるまでに時間がかかります。
1枚のレセプトにかかる時間が長いほど、当然、全体の作業時間は長くなります。
覚えるまで、毎月残業続きではモチベーションも上がりませんよね。
なので、自分自身のため、仕事に就く前に「医療事務の基礎知識」を学んでおきましょう。
まとめ
さて、今回はレセプト業務の内容についての話でした。
いかがでしたか?
レセプトは難しい・残業必須などと言われることが多いですが、慣れればスムーズに進めることが出来、残業もほぼ発生しません。
ただ、最低限の知識はやはり必要ですので、ぜひ、基礎知識は勉強してもらいたいです。
今、読んでくれているみなさんには「レセプト残業」せずに、医療事務の仕事・プライベートともに充実してもらいたいですね♪
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