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【退職代行】サービスの特長・費用など解説【安心して利用する方法】

2023年9月28日

こんにちは、misa(@misa_iryoujimu)です。

今まで数回、転職しています。

実は、そんな中で「退職代行」を利用したことがありました。

もうね、絵に描いたようなパワハラがあって、逆に笑うしかないような精神状態になっていました。

なので、サックリと退職しました。

たかが職場がいっしょになっただけの他人のために、自分の体や心を壊すなんてバカバカしいですからね!( ゚Д゚)

という感じで、私は今だからこそ「笑い話」にできます。

 

しかし、今ここを読んでくれている人は

理不尽に怒られてばかりだわ。

毎日の残業が多い!

人間関係が悪すぎる…。

こんな感じで、精神的に辛い人が多いと思います。

 

その気持ち、痛いくらいに分かります。

私も当時はパワハラの毎日で本当に嫌で辛かったです。

そんな状況の中で「私、退職します!」ってすごく言いづらいですよね。

当時は私も

退職するなんて言ったら嫌がらせされたり、損害賠償請求するぞ!とか平気で言いそうだなぁ…。有給休暇も取れない可能性があるし。

と思っていました。

本来なら「労働者の権利」なので、真正面から言っても良かったと思います。

しかし、とにかく職場の人の顔を見るのが嫌で仕方がなかったので「退職代行」を利用することにしました。

 

今ここを読んでくれている方も、同じ気持ちの人が多いはず。

おそらくこのページに来てもらった理由も

退職代行を使いたいけど、本当に退職できるの?有給休暇も消化できる?高額な請求されたりしない?変な勧誘とかされない?

など、退職代行に対して「興味もあるが、多くの不安もある」あるからだと思います。

なので今回は

この記事を読んでもらうことで

退職代行への不安が解消できる
⇒みんな不安に思うことはいっしょです。メリット・デメリットも解説していきます。

退職代行が選択肢の1つになる
⇒内容を知った上で、利用するしないはもちろん自由です。しかし、知識として知っていることで、いざという時の選択肢になります。

といった内容になっています。

では早速みていきましょう!

退職代行サービスとは

まずは、退職代行がどういったサービスなのか解説していきます。

退職代行とは、自分に代わって弁護士や代行業者が会社に「退職したい」と意思を伝えるサービスです。

え?退職したいって伝えるだけ?手続きは自分でやるの?

と思われた方もいるかもしれませんが、安心してください。

退職に必要な事務的なことも行ってくれますので、基本的には職場に顔を出さずに退職することができます。

 

退職代行業者と弁護士の違い

そんな退職代行サービスには、大きく3つの種類があります。

退職代行を行う業者の種類

民間の退職代行サービス

労働組合の退職代行サービス

弁護士

この3つは運営する母体に違いがあります。

民間・労働組合・弁護士」の3つですね。

実は、この違いが重要で業者によっては「できること・できないこと」があります。

ではそれぞれの違いについてみていきましょう。

民間が運営する退職代行サービス

労働者の代わりに、退職する意思などを会社に伝える
⇒「退職します!」「有給休暇を消化します」ということを会社に伝えることはできます。ただし、逆に言うと使者として伝えることしかできません。

書類の受け渡しなどは可能
⇒退職に関係する書類の受け渡しなどは行うことができます。

会社と交渉することができない
⇒未払いの給与、有給休暇の消化など退職に伴う交渉は一切できません。

※詳しい話はここではしませんが、弁護士の資格を持たない業者がお金をもらって会社と交渉することはできません。弁護士法の第72条で「非弁行為」として禁止されているからです。

労働組合の退職代行サービス

労働者の代わりに、退職する意思などを会社に伝える
⇒これは民間業者と同様です。退職意思を伝えて、書類などの手続きも代行してくれます。

未払い賃金、有給休暇の消化などの交渉
⇒退職の際に「未払い賃金の請求」「有給休暇を消化する交渉」など、労働者が会社側と交渉したいことは多いです。こういった交渉を労働組合は行うことができます。

※労働組合が運営する退職代行業者は、日本国憲法第28条及び労働組合法の「団体交渉権」より違法ではないと解釈されています。
依頼者が退職代行業者が運営する「労働組合」に加入することで、退職代行業者はこの「団体交渉権」を使って会社との交渉が可能になります。

訴訟などには対応できない
⇒弁護士と違い、裁判などの代理人にはなれません。

弁護士

労働者の代わりに、退職する意思などを会社に伝える
⇒この点は、民間・労働組合の代行業者と同様です。

未払い賃金、有給休暇の消化などの交渉
⇒この点は、労働組合の代行業者と同様です。

交渉で解決できない場合、訴訟などになったときも対応できる
⇒万が一、裁判となっても弁護士は代理人として対応することができます。

※弁護士は正式な代理人になるため、さまざまなトラブルに対応できます。しかし、費用は高めの傾向にあります。

費用の相場について

次は、退職代行を利用する「費用」についてです。

約25,000円~50,000円くらいが多くの代行業者でみられる金額なので、この辺りが相場になります。

弁護士が運営している退職代行サービスであれば、費用は高めになる傾向です。

 

メリット・デメリット

では次に「退職代行サービス」を利用することのメリット・デメリットをみていきましょう。

メリット

職場の人に会わずに退職できる
⇒退職の意思を伝えるところから代行業者にまかせられるので、職場の人や上司に会わずに退職することができます。書類の受け渡しなども全て郵送で行います。

最短で即日退職できる
⇒代行業者に頼むと、最短でその日に退職することができます。

でも契約書には「1ヶ月前には退職を申し出ること」て書いてあるんだよなぁ。

っていう方でも大丈夫です。

労働契約書や就業規則よりも優先される、民法627条で「申し出より2週間で退職できる」と決まっています。
※雇用の期限が決まっている契約社員などは条件に違いがあります。

有給休暇が2週間以上ある場合は消化すれば問題ないし、ない場合は退職日まで欠勤することを伝えれば、多くは「では本日付けで退職処理しましょう」となります。

 

デメリット

費用がかかる
⇒退職代行の相場は約25,000円~50,000円ほどです。人にもよると思いますが「安い」金額ではないと思います。もちろん自分で退職手続きをした場合は、費用はかかりません。

非弁行為ができない業者を選んでしまうことがある
⇒民間の退職代行サービスは、退職の意思を伝えるだけの「使者」の役割しかできません。退職日の調整などの小さな内容でも会社と交渉することができないため、結局は自分で会社と交渉するか、交渉ができる退職代行サービスに再度依頼する形になります。

よくある疑問

次に「退職代行サービス」に対するよくある疑問です。

私も実際に利用する前にこの辺りのことを、依頼した退職代行サービスに質問して確認しました。

退職代行が失敗することはあるの?

⇒失敗することはほぼありません。労働者には「退職の自由」があります。正社員など雇用の期間に定めがない労働者は、申し出から2週間が経過すれば退職できます。

「ほぼ退職」と表記する理由は、代行を行った結果「休職」を選んだ人もいるなどの理由からです。退職したい!と思う方は、まず問題ありません。

ただし、一部の悪質な代行業者に依頼してしまうと交渉が全くできずに、最悪退職できない場合もあります。
もちろんそんなことにならないように、あとで私が実際に退職したときに利用した「退職代行サービス」も解説しますね。

自宅に直接来たり、親に連絡されたりする?

⇒可能性としてはあります。本人の希望があれば「自宅に訪問しないように」「本人・家族に直接連絡しないように」と伝えてもらうことができます。しかし、法的な強制力はないため、ごく一部の会社がまれにそういった行動を取るケースがありますが、ほとんどの会社はそういった行動は行いません。

万が一、自宅に訪問された場合は無視しましょう。もしくは依頼した退職代行サービスに連絡すれば対応してくれます。

会社から損害賠償を請求される?

⇒退職代行を使ったことで、会社が損害賠償を請求することはできません。なぜなら、労働基準法で基本的に損害賠償をしてはならないと定められているからです。

使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
(労働基準法第16条)

加えて、実際に損害賠償を行おうとすると、あなたが退職したことによる具体的な損失額などを会社が提示する必要があります。
裁判の費用なども考えると、時間もお金も割に合わないので損害賠償を実際に行う会社はほぼありません。
※ごくまれに損害賠償をされる特殊なケースがありますが、本当にごく一部です。

それでもどうしても不安…という方は弁護士に退職代行を依頼しましょう。万が一、裁判になったとしても対応してもらえます。

有給休暇は消化できるの?

⇒できます。ただし、有給休暇の交渉が必要になる場合が多いため、必ず「労働組合」または「弁護士」が運営する退職代行サービスに依頼してください。

有給取得日を変更することができる「時季変更権」も退職時には適応されません。まずは自分の有給休暇の日数を確認しましょう。

加入した労働組合は脱退できる?

⇒できます。好きなタイミングで脱退することができます。また労働組合に加入したからといって、組合の手伝いや活動などありません。

組合費は「退職代行サービスの料金内」に含まれることが多いです。

あとで高額な請求されたりしない?

⇒基本的には「表示されている料金」のところが多いです。しかし、まれに悪質な業者だと高額な費用を請求されることがあるので注意が必要です。
ちなみに私が利用した退職代行サービスは、追加料金一切なかったので、あとで解説します。

加えて「退職できなかった場合には全額返金」としているところも多いです。しかし退職はほぼできますので、それだけ自信があるということですね。

退職するまでの流れ

次は実際に利用しようと思ったときの「退職までの流れ」です。

細かい流れは退職代行サービスによって異なりますが、おおまかな流れを解説します。

① LINE・メール・電話などで問い合わせ

まずは、退職代行サービスに問い合わせをします。

主な問い合わせ方法は、こちらの3つが多いです。

LINE
メール
電話

「退職代行を利用しようと思っています」という問い合わせ内容でOKです。

この問い合わせは、納得がいくまで何回も無料で質問できるところが多いです。

ここで疑問点・不安な点などはしっかりと解消しておきましょう。

問い合わせ=即申込ではないので安心してください。

② 打ち合わせ

疑問点・不安な点などを解消したら、次は「退職代行サービス」との打ち合わせを行います。

・退職希望日

・会社へ連絡する日時

・有給休暇を消化の有無・日数

など、具体的な内容について希望を伝えます。

③ 代金支払い

打ち合わせが済んだら、代行料金の支払いを行います。

退職代行サービスによっても異なりますが

・クレジットカード

・銀行振込

・電子マネー決済

など用意されています。

分割払い・後払いに対応しているところもあります。

④ 退職手続き

入金の確認がとれたら「あとは待つだけ」になります。

あなたの希望する日時に、退職代行サービスから会社に連絡が入ります。

退職の連絡が済んだら「退職の旨や希望をお伝えしました」と連絡が来ます。

あとは指示に従って

・退職届の送付

・貸出品の返却

などを行います。離職票などの退職時に必要な書類は、基本的には退職代行サービスがあなたに郵送するように伝えてくれます。

以上が、おおまかな流れになります。

 

おススメの退職代行サービス2選

退職代行サービスを行う業者は多くあります。

しかし、今回は私が実際に利用した退職代行サービスと合わせて「2つ」に厳選して解説します。

ここまでで分かる通り、民間の代行業者ではできないことが多いため、労働組合弁護士が運営する退職代行サービスのみを解説します。

退職代行SARABA

まずは「労働組合」が運営する退職代行サービスです。

有名な退職代行サービスで、私が利用したのもこちらになります。

おススメするポイントとしては

労働組合が運営するので、会社と交渉が可能。

料金が24,000円・追加料金なし。返金保証もあります。

LINE・メールでの問い合わせに24時間・365日対応。

今まで15,000件以上の実績あり。

となります。

有給休暇の消化も含めた交渉・分かりやすい料金・豊富な実績が決め手でした。

弁護士法人みやび

 

次は「弁護士」が行う退職代行サービスです。

残業代の請求・損害賠償請求なども含めて考えている方は、こちらがおススメです。

ポイントとしては

残業代・有給休暇の消化・退職金・損害賠償請求など様々な交渉が可能。

万が一、訴訟などのケースになっても対応が可能。

着手金55,000円+残業代・退職金などを請求した場合は回収した金額の20%。

どうしても不安があるという方は、やはり弁護士が行う退職代行サービスがおススメ。費用は高めですが安心です。

まとめ

さて今回のまとめです。

今回は、安心して退職代行を利用するために「まずは退職代行について知ろう!」という内容で解説しました。

簡単にまとめてみると

おススメする退職代行サービス

※退職代行サービスはトラブルなどのリスクを下げるため、労働組合または弁護士が行うサービスを選ぶことを強くおススメします。

当サイトでおススメする退職代行サービスを比較しました。

退職代行SARABA
弁護士法人みやび

サービス名退職代行SARABA 弁護士法人みやび
運営母体労働組合弁護士事務所
料金24,000円
※追加料金一切なし
55,000円
+回収金がある場合は回収額の20%
返金保証
LINE対応〇 (24時間可能)〇 (24時間可能)
即日退職
公式サイト【広告】公式サイトはこちら公式サイトはこちら
どちらも郵送料などの実費は別途かかります。

退職・有給休暇の消化のみなら「退職代行SARABA」。加えて、残業代などお金に関する交渉も希望するなら「弁護士法人みやび」がおススメです。

こんな感じですね。

退職代行って知名度は上がってきましたが、周りには使っている人は見たことないわ…っていう人も多いと思います。

加えて、突然辞めてしまうことで罪悪感を感じたり、辞めたあとのことが心配になる方もいると思います。

しかし、私もそうであったように

自分が経営者でもない職場の責任を取る必要なんて一切ありません。あなたのことを大切にできるのは、あなた自身だけです。退職しようと決意した、自分の勇気を褒めてあげて下さい。

ありきたりな言葉ですが、本当にこう思います。

この記事が少しでも「辛い状況から抜け出そう」としている方の背中を押す手助けになれば、とてもうれしく思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

退職

Posted by misa