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・医療事務は有給休暇は取りやすい?

2023年9月25日

有給休暇の取りやすさは、職場によって異なります。

こんにちは、misa(@misa_iryoujimu)です。

 

今回は、仕事をする上で重要になってくる「有給休暇」の話になります。

折角の有給休暇、気兼ねなく、自由に取りたいですよね。

レセプト時期は残業多い!とか有給休暇が取れない!とか、よく耳にします。

冒頭でも書きましたが、こればっかりは職場によって異なります。

ここからは筆者の経験談になります。

 

病院の場合

最初に勤めた病院は、約300床の病院で、医療事務員は外来2名、入院3名でした。

筆者は外来担当で、スタッフは全員同じ会社の派遣でした。

 

ちなみにこの職場では、レセ期間中の有給休暇は取りにくかったです。

「レセ期間中は、残業・休日出勤も当たり前!有給休暇はまず取らないで!」みたいな、古臭い雰囲気もありましたね。

でも、レセ期間以外は、普通に有給休暇が取れました。

 

医療事務の現場では、月末から毎月10日までは「レセ期間」となり、レセプトを作成・提出します。

そのレセですが、この職場では「外来レセは、外来担当が行う」が基本でした。

まぁ、当然と言われれば、当然なんですが、不安もありました。

もし、レセ期間中に体調不良で数日休んで、レセが提出出来なかったらどうしよう…とかも考えたりしました。

なので、毎月5日頃には仕上げてました。

幸い、外来レセは少なめだったので、月末から準備しておけば、問題ありませんでした。

 

これで、もし体調不良で休んでも大丈夫だぞー(;´∀`)とか思ってましたね。

よく出来た社畜でした。

 

あと派遣で、有給休暇を取得する際に「面倒だな…。」と感じたのは、報告時ですね。

「●日に有給頂きます。よろしくお願いします。」

「昨日は有給ありがとうございました。」

このセリフを、自分の派遣会社の上司と、更に病院の上司に言わなければならなかったのが、非常に面倒だったことを覚えています。

派遣である以上は仕方ないことですが、辞めるキッカケのひとつではありました。

 

とまぁ、経験上は有給休暇は取りにくいと書きました。

しかし、ほとんどの病院はもっとスタッフの人数が多いと思います。

そういった職場では、雰囲気にもよりますが、有給休暇も取りやすいと思いますよ。

 

クリニックの場合

次に勤めたクリニックは、オープニングスタッフとして、正社員で入社しました。

この職場では、有給休暇も取得しやすかったです。

というか、オープニングスタッフだったので、『みんな自由に有給休暇を取得しようね!』という環境にしちゃいました(笑)

でも、意外と最初が肝心だったようで、この雰囲気は筆者が転職するまで、ずっと続いていました。

あとはレセプト作業全てを行える人が、筆者以外にもう1名いたため、レセ期間中に有給休暇も取ることも出来ました。

 

…とここまで書くと、有給取得には何も問題がないように思えます。

ですが、このクリニックはスタッフ側にとって、大きな問題点がありました。

 

休診日なのに有給が消化される!?

その問題点とは、『クリニックが院長の用事で休診になった場合、有給が消化されることがある』という点でした。

これは、休診日を設けやすいクリニックで多いパターンかもしれません。

 

例えば、院長が子どもの運動会の日を休診日としたとします。

この場合、自分の都合でもないのに有給扱いになることがあります。

 

え?上司の都合で勝手に休みになるのに、私の有給が消化されるのはおかしくない?と思った方もいると思います。

当時の筆者も全く同じことを思いました。

でも実はこれ、「年次有給休暇の計画的付与」という制度を利用しています。

詳しい話は省略しますが

『雇用主とスタッフの代表が書面で取り決めることにより、5日を越える部分についてのみ有給扱いに出来る』という制度です。

 

筆者が勤めていたクリニックでも、毎年7日分くらい計画的付与として消化されていたので、とても悔しかった記憶があります。

自分の予定をわざわざ合わせる必要もありますしね。

有給休暇が自由に取得出来る職場であれば、とても煩わしい制度だと、個人的には思います。

少しでも興味がある方は、ぜひ一度、ご自身で詳しくこの制度を調べてみることをお勧めします。

 

まとめ


①有給休暇の取りやすさは、職場によって異なります。

②職場によっては「年次有給休暇の計画的付与」を行っているところもあります。

今回は、働く上で重要な「有給休暇」についての話でした。
 
 
特に、小さいお子さんがいる方は、発熱などで急に休むこともあると思います。
 
そういった場合は、スタッフ人数が多い病院やクリニックを検討してみても良いかもしれません。
 
どんな職場でも言えることですが、やはりスタッフ人数が少ないと余裕がないですもんね。
 
 
いろんな考え方はあると思いますが、有給休暇を取得しやすい職場=仕事も続けやすいと思います。
 
 
好きな日に休めるように日々の業務を工夫し、職場を「有給休暇を取りやすい環境」に変えていきましょう!