・医療事務は有給休暇は取りやすい?
有給休暇の取りやすさは、職場によって異なります。
こんにちは、misa(@misa_iryoujimu)です。
今回は、仕事をする上で重要になってくる「有給休暇」の話になります。
折角の有給休暇、気兼ねなく、自由に取りたいですよね。
レセプト時期は残業多い!とか有給休暇が取れない!とか、よく耳にします。
冒頭でも書きましたが、こればっかりは職場によって異なります。
ここからは筆者の経験談になります。
病院の場合
最初に勤めた病院は、約300床の病院で、医療事務員は外来2名、入院3名でした。
筆者は外来担当で、スタッフは全員同じ会社の派遣でした。
ちなみにこの職場では、レセ期間中の有給休暇は取りにくかったです。
「レセ期間中は、残業・休日出勤も当たり前!有給休暇はまず取らないで!」みたいな、古臭い雰囲気もありましたね。
でも、レセ期間以外は、普通に有給休暇が取れました。
医療事務の現場では、月末から毎月10日までは「レセ期間」となり、レセプトを作成・提出します。
そのレセですが、この職場では「外来レセは、外来担当が行う」が基本でした。
まぁ、当然と言われれば、当然なんですが、不安もありました。
もし、レセ期間中に体調不良で数日休んで、レセが提出出来なかったらどうしよう…とかも考えたりしました。
なので、毎月5日頃には仕上げてました。
幸い、外来レセは少なめだったので、月末から準備しておけば、問題ありませんでした。
これで、もし体調不良で休んでも大丈夫だぞー(;´∀`)とか思ってましたね。
よく出来た社畜でした。
あと派遣で、有給休暇を取得する際に「面倒だな…。」と感じたのは、報告時ですね。
「●日に有給頂きます。よろしくお願いします。」
「昨日は有給ありがとうございました。」
このセリフを、自分の派遣会社の上司と、更に病院の上司に言わなければならなかったのが、非常に面倒だったことを覚えています。
派遣である以上は仕方ないことですが、辞めるキッカケのひとつではありました。
とまぁ、経験上は有給休暇は取りにくいと書きました。
しかし、ほとんどの病院はもっとスタッフの人数が多いと思います。
そういった職場では、雰囲気にもよりますが、有給休暇も取りやすいと思いますよ。
クリニックの場合
次に勤めたクリニックは、オープニングスタッフとして、正社員で入社しました。
この職場では、有給休暇も取得しやすかったです。
というか、オープニングスタッフだったので、『みんな自由に有給休暇を取得しようね!』という環境にしちゃいました(笑)
でも、意外と最初が肝心だったようで、この雰囲気は筆者が転職するまで、ずっと続いていました。
あとはレセプト作業全てを行える人が、筆者以外にもう1名いたため、レセ期間中に有給休暇も取ることも出来ました。
…とここまで書くと、有給取得には何も問題がないように思えます。
ですが、このクリニックはスタッフ側にとって、大きな問題点がありました。
休診日なのに有給が消化される!?
その問題点とは、『クリニックが院長の用事で休診になった場合、有給が消化されることがある』という点でした。
これは、休診日を設けやすいクリニックで多いパターンかもしれません。
例えば、院長が子どもの運動会の日を休診日としたとします。
この場合、自分の都合でもないのに有給扱いになることがあります。
え?上司の都合で勝手に休みになるのに、私の有給が消化されるのはおかしくない?と思った方もいると思います。
当時の筆者も全く同じことを思いました。
でも実はこれ、「年次有給休暇の計画的付与」という制度を利用しています。
詳しい話は省略しますが
『雇用主とスタッフの代表が書面で取り決めることにより、5日を越える部分についてのみ有給扱いに出来る』という制度です。
筆者が勤めていたクリニックでも、毎年7日分くらい計画的付与として消化されていたので、とても悔しかった記憶があります。
自分の予定をわざわざ合わせる必要もありますしね。
有給休暇が自由に取得出来る職場であれば、とても煩わしい制度だと、個人的には思います。
少しでも興味がある方は、ぜひ一度、ご自身で詳しくこの制度を調べてみることをお勧めします。
まとめ
①有給休暇の取りやすさは、職場によって異なります。
②職場によっては「年次有給休暇の計画的付与」を行っているところもあります。
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